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■電力需要量(E103) 更新日:2005/05/06
 「火力と水力だけでは電力供給が不足する」というのも原子力を推進する理由に挙げられる項目ですが、常に電力が不足し原子力に頼らなくてはいけない状況にあるのかというと、そうでもないようです。原子力資料情報室が1998年を例にとって8月の電力需要を試算したところによると、火力発電と水力発電の電力供給力を上回ったのは1ヶ月のうち数日だけで、さらにそのうちの日中9時間だと言うことがわかったそうです。
 
 真夏の電力の4割以上が冷房に使用されていると言われており、このことについて「これから起こる原発事故」の中では、「誰もが経験する、凍えるほどの冷房の設定温度をほんの数度上げるだけでも、原発は必要なくなるかもしれない」といっており、また多すぎるほどの自販機や過剰なネオンサインなどの見直しについても触れられています。
 
 消費型社会から 循環型社会への転換が求められ、行政や多くの企業でこれらの対応が図られている時代にきているのですから、ここであえて原発を増やすのでは無く、ほんの少し省エネ・節電に心がけ、原発を減らす方向で考えていく必要があるのではないでしょうか。

[参考文献]
・「これから起こる原発事故」別冊宝島483
・「原子力市民年鑑99」七つ森書館、「脱原発のエネルギー計画」高文研
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