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[エネルギー]
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■デンマークの事例(E402) | 更新日:2003/11/09 | |
| 持続可能エネルギーの研究・開発の盛んなヨーロッパの中で、環境政策リーダー国とされる「デンマーク」の紹介をしていこうと思います。現段階では、特に日本での採用可能性の高いと考えられている風力発電についてまとめてみました。
1.「フォルケセンター」(再生可能エネルギー国民センター) 「フォルケセンター」とは、「再生可能エネルギー」の利用を積極的に進めているデンマークの代表的な研究施設のことです。 風力発電やバイオマスなど再生可能エネルギーについての技術開発や研究を行い、そのノウハウや情報の提供を行うことを目的として、デンマーク政府や地方公共団体の資金を基に83年に設立された施設です。 2.風力発電の研究 デンマークにおける風力発電の開発・研究はとても盛んで、既にビジネスとして軌道に乗っていて、メーカーによる大型風車の技術開発が盛んに行われています。 このためフォルケセンターでは、5年前に大型風車の研究を打ち切り、簡単に運んで設置できる小型の風力発電システムの研究に力を入れています。 3.風力発電の供給量と今後の目標値 フォルケセンターが位置するユトランド半島北西部のTHY(チュー)という地方では、既に88年実績で、この地方に電力を配電するTHY高圧電力供給会社の電力供給量の実に92%以上が風力発電によって賄われています。 90年には「エネルギー計画2000」が策定され、その中には次の事柄が明記されました。 1)CO2排出量を2005年までに88年から21%削減、 2)火力発電を減らし、再生可能エネルギーの中で最も効率がよい風力発電を 増設し、2005年までに国内電力消費量の10%を賄う 96年には、エネルギー自給の確保と、CO2削減を確実なものとするため、アクションプラン「エネルギー計画21」が導入されました。現在、風力発電は既に、国内電力消費量の約10%を担い、90年に策定した目標値が達成されつつあります。 更に風力発電の大幅な増設を図るため、沿岸の4カ所に2030年までにウィンドファームの建設に取り組んでおり、この計画が実現すれば、国内電力消費量の実に50%が風力で賄える計算になるそうです。 4.研究内容等の一般公開 技術開発の過程で、メーカー、ユーザーとの積極的な連携・協力が行われており、更に研究所で得られたデータやマニュアル、設計図など全ての情報を徹底して公開しています。また世界各国から研修生の受け入れやシンポジウム・会議の開催などによって情報やノウハウが広められています。 このように海外の事例を見ていくと、日本でも適用できる内容がいくつか挙げられると思います。こうした事例を参考にしながら、日本も脱原発を図っていくべきではないでしょうか。 |
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